「何も何も、小さきものはみなうつくし」(第一五一段 枕草子)

[MAME]- 豆皿は陶磁器の産地として知られる肥前地区で多くつくられました。
また、狭い膳という規格で一人分の食事が用意される日本独特の食事形式は、大き過ぎない器の需要を促したこともあり、豆皿は江戸時代に庶民の器として広く普及しました。

とても小さな器には、肥前地区の陶磁器の推移や、当時流行したとされる形や模様など、あらゆる日本のアートが凝視され、携わってきた職人の「想い」を垣間見ることができます。
下絵は、元禄期の伝統柄を中心に復刻し、そこに新たな絵柄のデザインを施しています。

古き良き日本の伝統あるアートにリスペクトし、生活に取り入れることによって新しい感覚で触れて欲しいと願っています。

-脹雀形皿-
w 85 mm×d 80 mm×h 20 mm
脹(ふくら)雀といわれ、脹ー福良とかけているように、縁起物として好まれる。
料理を盛るためだけの器というよりは陶工たちの遊び心、いたずら心が感じられる型といえる。
-丸散赤丸-
φ97mm×h 19mm
紋所を見慣れている日本人が好む図柄。
また、切れ目のない連続性が好むことからも、多く描かれた図柄である。
-色絵五弁輪花-
φ94mm×h 25mm
下絵の松竹梅は年月を経てますます大きく、堂々たる姿になるところから、長寿、繁栄、永久不変の象徴とされる。
-山水文扇形皿-
w 115 mm×d 53 mm×h 23 mm
水墨山水画の典型的画題。
小さな器面の上に雄大な景色を写す。
-牡丹蝶文角皿-
w 85 mm×d 85 mm×h 21 mm
花と蝶の組み合わせはよくみられるもの。
蝶は食器に用いられる唯一の虫。
-吉祥魚形皿-
w 110mm×d 65mm×h 20mm
魚介類は日本の食生活に関わりの深い食材で、水中に棲む生物は その水々しい姿勢が、描かれるべき美しさをもつものとみなされたと考えられています。 中でも鯛は「めでたい」に結び付けられる吉祥のシンボルです。
-椿紋輪花-
w 95mm×d 95mm×h 18mm
菊花をかたどった32枚の花弁からなる典雅でリスミカルな輪花皿に 近世に「茶花の女王」として珍重され、また美術や音楽の作品にも しばしば取り上げられている椿紋を施しています。
-吹墨富士形皿-
w 95mm×d 85mm×h 22mm
「山をかたどるならば富士山」というのが、日本の常道と言えるほど 富士山の美しさは比類がありません。 吹墨により、雄大な富士の裾野を表現しました。
-小紋糸巻形皿-
w 95mm×d 70mm×h 20mm
隅入り角形の四辺を皿にへこませた形の小皿に、見込いっぱい 着物の小紋柄に似た細かい連続文様に覆われています。 そして、気どらない親しみやすさが人気を呼んでいます。
-水玉桃形皿-
w 85mm×d 85mm×h 22mm
桃は昔から邪気を祓い不老長寿を与える果実として親しまれています。 桃モチーフは数あれど、ふくよかな日本産の桃を透明感のある青磁釉で 仕上げました。

amabro / アマブロ

コンセプトは表現の再構築。
既に存在しているさまざまなジャンルの創造物を見つめ直し、amabroが考えるアートの視点から作品を企画し生産するプロジェクト。
現代の生活に即したプロダクトとアートの橋渡しができるよう、多方面とのコラボレーションも精力的に展開。   
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